市長室にシャワー、設置費360万円 「理解得られる」

三嶋伸一
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 千葉県市川市は26日、市長室にシャワー室を設置したことを明らかにした。市議会で越川雅史市議(無所属の会)の質問に答えた。災害時に庁舎で市長らが宿泊する場合に備えての対応だという。庁舎内には一般職員用のシャワー室が以前からあるが、それだけでは足りないため市長室にも設けたという。

 市によると、市長室からだけ入れるトイレ内に昨年10月、工事費約360万円で設置した。一つ上のフロアには、以前から一般職員用のシャワー室が3室設置されているが、それだけでは足りないと判断。使うのは主に市長だが、災害時は職員も利用できるという。

 質問に村越祐民市長は「今後も災害時は市長室に詰めることを想定して設置した。市長室にあるので遠慮する職員もいるだろうが、危機管理上必要なためで、市民の理解も得られると思う」と答えた。

 越川市議は「市職員のためではなく、市長個人のためではないのか。現場職員や市民のためにシャワー室が必要な市の施設は他にも多い。工事費の支出は市議会に報告がなく、なぜ市長室に設置したのか疑問だ」と話している。(三嶋伸一)