ナイジェリアでまた学校襲撃 300人以上連れ去られる

ヨハネスブルク=遠藤雄司
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 ナイジェリア北西部ザムファラ州の女子学校が26日、武装集団に襲撃され、生徒ら300人以上が連れ去られたとロイター通信などが伝えた。犯行声明は出ていない。警察が救出活動を始めた。

 同通信などによると、同日午前1時ごろ、同州ジャンゲベにある政府女子科学中等学校に武装集団が発砲しながら侵入し、生徒たちを車両に乗せたり歩かせたりして付近の森に連れ去ったという。

 国連児童基金(UNICEF)ナイジェリアのピーター・ホーキンス代表は声明を発表し、「襲撃は子どもたちの権利に対する重大な侵害だ」と非難。「少女たちが安全に解放され、ナイジェリアのすべての生徒たちの安全を確保するための措置をとるよう政府に求める」とした。

 同国では、身代金などを目的とした武装集団による拉致事件が頻発している。今月17日には中部ナイジャ州カガラでも武装集団が政府系の学校を襲撃。生徒27人を含む42人が拉致され、いまだに解放されていない。昨年12月には北部カツィナ州の学校が武装集団に襲われ、生徒300人以上が連れ去られたが、後に解放された。(ヨハネスブルク=遠藤雄司