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 仕事をさぼっているんじゃない、育児も大事な仕事なんだ――。そんなメッセージを世の父親たちに伝えようと、「父親業との兼業公務員」として啓発に取り組む神戸市職員がいる。かつて子育ては「手伝うもの」と思っていたという男性が考えを変えたきっかけは、大切な友人の死だった。

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 市水道局職員の技術職として働く堀恭平さん(40)。小学3年の長女と3歳の次女を育てている。仕事の傍ら、男性の育児参加をすすめるNPO法人「ファザーリング・ジャパン関西(FJK)」のメンバーとして、自身の経験や父親が育児をする大切さなどについて、自治体や企業で講演している。

 神戸市役所に転職したのは2年前。その前も公務員だったが、勤めていた自治体では深夜までの残業が当たり前。育休を取る男性は周囲におらず、長女が生まれても家事や育児は妻に任せきりだった。「まず仕事を優先し、余裕があれば仕事以外のことを」という認識だったという。

 だが、その認識は突然ひっくり…

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