第2回寿ひずる「みねちゃん、弱い自分を見せたらいいやん」

有料会員記事宝塚歌劇団

河合真美江、杢田光
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 毅然(きぜん)としたりりしさと甘さを兼ね備え、長身の貴公子として輝いた「みねちゃん」。宝塚歌劇団の元星組トップスター峰さを理が1月、68歳で亡くなりました。衝撃と悲しみの急逝から1カ月。58期の同期生の元花組トップスター高汐巴(たかしおともえ)、元男役スター寿(ことぶき)ひずる、そして、教えを受けた後輩の元星組トップスター湖月(こづき)わたる、元月組トップスター霧矢大夢(きりやひろむ)、さらにトップのバトンをみねちゃんに託した元星組の瀬戸内美八の計5人に、その胸の内を聞きました。

 峰さを理さんと同期で、男役スターとして活躍した俳優の寿(ことぶき)ひずるさん。入団して同じ星組に配属されると、2年目の新人公演でいきなり主役級の役にそろって抜擢(ばってき)された。苦楽をともにした二人には、じつは入団前から縁があった。

 亡くなって3日後、自宅で眠るみねちゃんに会いにいきました。きれいな顔だった。

 「みねちゃん、かっこいいよ」。そう声をかけました。病気のことをだれにもいわず、弱ったところも見せないで逝ってしまった。彼女らしく、潔く。

 みねちゃんとは宝塚音楽学校の受験の前日に出会ったんです。同じ宿舎でした。私は母と泊まったんですけど、ロビーにいたら背の高い子が通ったので、「あの子も受けるんやろね」と母と話しました。それがみねちゃんだった。

芯の強いイメージのみねちゃん、でも一緒だった寮では年下の私が…

 1次試験発表の日、みねちゃ…

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