エルサレム=高野遼
中東ホルムズ海峡周辺のオマーン湾で25日夜から26日朝にかけて、イスラエルの会社が保有する貨物船で爆発が起きた。けが人は出ていない。イスラエルのガンツ国防相は27日、爆発の背後にはイランの存在があるとの見方を示し、調査に乗り出した。イラン側から爆発に関するコメントは出ていない。ロイター通信などが伝えた。
報道によると、爆発によって船体の両側に穴が開いたが、28人の船員にけがはなかった。貨物船はサウジアラビアからシンガポールに向け、ホルムズ海峡の近くを航行中だったという。
ガンツ氏は27日、地元テレビで「船の位置がイランに近接していたことから、イランが関与したと考えられる。これは初期段階の評価だ」との見解を示した。地元紙によると、貨物船はミサイルによる攻撃を受けたとの見方が出ているという。イスラエルの国防関係者は同日、調査のためにアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに向かった。
イスラエルとイランの間では、…
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朝日新聞国際報道部