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スポーツ好奇心

 流行している音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」で、聞き慣れない単語に出会った。「ペップトーク」。思考をポジティブに変換? やる気を引き出す? どうやら、体罰や暴言を撲滅する一助になりそうだ。(高岡佐也子

 ペップトークは米国生まれ。1992年バルセロナ五輪で、バレーボールの女子日本代表に同行したトレーナーの岩崎由純氏が、現地で見聞きしたコミュニケーション術を日本に持ち込んだ。2010年ごろから全国に普及しはじめ、14年には一般財団法人「日本ペップトーク普及協会」(神奈川県川崎市)を設立。講演会でノウハウを伝える講師は北海道から九州まで172人いる。

 「ペップ」は英語で「元気」や「活力」の意。チームや選手に、効果的な言葉を選んで、必要なことを端的に伝える話術のことをペップトークという。教育やビジネスシーンで活用が増えており、スポーツでも需要がある。兵庫県在住の元アーティスティックスイミング選手で、講師を務めて10年近くになる平井純子さん(53)のもとにも依頼が多く舞い込んでいる。

暴言なくしたい。どうすれば?

 13年に大阪市立桜宮高校で体罰を理由に生徒が自殺した際は、市教育委員会から求められて実施した岩崎氏の講演にも携わった。「体罰や暴言をなくしたいと思っていても、具体的にどうすればいいか悩む指導者の方はとても多い」と平井さんは言う。

 自身も現役時代は指導者からた…

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