緊急事態宣言の解除で、感染者が再び増える「リバウンド」が心配されています。いま解除してよいのか、これからどうなるのか。感染症に詳しい国際医療福祉大の松本哲哉教授(公衆衛生学)に聞きました。
――首都圏を除く6府県の解除について、どう評価しますか。
当初の期限よりも解除を1週間早めることに何の意味があるのでしょうか。
緊急事態宣言の効果で、ある程度は感染者数を減らしてきたのに、十分に感染者数を少なくする前に中途半端に解除することで、せっかくの効果を無にしかねません。
何のための緊急事態宣言だったのかということになりかねないと考えています。
――3月7日まで宣言が継続する見通しの首都圏はどうでしょうか。
関西など6府県が解除されるこ…
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朝日新聞社会部