大久保嘉人の開幕ゴール 背景にあった2つの必然

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高岡佐也子

拡大する写真・図版セレッソ大阪の大久保嘉人

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 オレはまだ終わりじゃない――。そんな心の叫びが聞こえてきそうだった。

 15年ぶりに古巣のセレッソ大阪に戻った、元日本代表FWの大久保嘉人が決めた、開幕節でのゴールのことだ。

 鮮烈なゴールの背景には、二つの必然があった。

拡大する写真・図版セレッソ大阪の大久保嘉人

 一つは、大久保のゴールに対する姿勢だ。開幕を前に、同じくストライカーとして名をはせ、昨季限りで引退した佐藤寿人との対談を取材した。得点を取り続ける極意を尋ねたときだ。大久保が「点を取ったら、次の試合で取れなくなるかも」という恐怖心と戦ってきたことを明かしてくれた。ピッチの上では自信満々に見えていただけに、意外な言葉だった。

 さらに続けた。「それ(恐怖…

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