「菅降ろし」へのさざ波 調査に戦慄、自民に危うい空気

有料会員記事

石井潤一郎、野平悠一、明楽麻子

拡大する写真・図版フロントライン

[PR]

 新型コロナウイルスへの対応の迷走や、相次ぐ「政治とカネ」の問題などで支持率が下落を続けてきた菅政権。年内に衆院選や自民党総裁選が迫るなか、昨年末に実施されたある調査結果が、自民党内にさざ波を立てた。

 今年1月、所属する派閥の幹部からその数字を突きつけられたあるベテラン議員はがくぜんとした。

 「このままでは負けるぞ」。幹部は言った。

 複数の党関係者によると、自民は昨年12月、水面下で衆院解散を想定した情勢調査を実施した。結果は、全体で50前後の議席減という極めて厳しいものだったという。

 こうした調査は、実施の有無さえ明かされず、結果は最高幹部にしか知らされないことが多い。だが、党幹部は危機感の共有を優先。各派閥幹部を通じて所属議員に伝えられた。

 このベテランの評価は「C」…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら