拡大する写真・図版三角点が設置された蓼科山の山頂。独立峰のため、北西からの冬の季節風が吹きつけていた=2021年2月6日午後2時1分、北八ケ岳、近藤幸夫撮影

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 登山の安全対策の第一歩は、しっかりした登山計画書の作成といえます。まず登る山を選び、季節やコース、メンバーなどから登山計画を立てます。特に、初めて登る山は地図や過去の登山記録などを参考にします。最近は、インターネットで山行記録を公開する登山者が増加。ルートの地図やコースタイムなどが公開されており、参考になるのは、ルートを説明する写真です。地図だけでは把握できない具体的なイメージをつかむことができるからです。ネット情報を参考にして2月上旬の週末、八ケ岳連峰の蓼科山(2531メートル)に、四季を通じて初めて登ってみました。

拡大する写真・図版蓼科山の登山口。日本百名山とあって近くの駐車場は満車だった=2021年2月6日午前8時57分、北八ケ岳、近藤幸夫撮影

拡大する写真・図版東天狗岳から望む蓼科山(左)。後方は北アルプスの山並み=2021年2月28日午前10時52分、八ケ岳連峰、近藤幸夫撮影

 蓼科山は八ケ岳連峰の最北端にそびえ、諏訪側から望む美しい円錐(えんすい)形の山容は「諏訪富士」とも呼ばれています。首都圏から近い「日本百名山」でもあり、人気の山です。冬場も北アルプスなどと比べて積雪が少なく、週末は大勢の登山者でにぎわっています。

拡大する写真・図版登山ルートで2番目の急登。アイゼンは必需品の地形だ=2021年2月6日午前10時34分、北八ケ岳、近藤幸夫撮影

 今回利用したのは、長野県松本市の「ヤマレコ」が運営するウェブサイト「ヤマレコ」です。登山者が投稿した山行記録には、「日程」「メンバー」「天候」「アクセス」「地図・標高グラフ」「コースタイム」などが無料で公開されています。特に、コースタイムは到着時刻、通過点の地名、出発時刻が記入され、地図と照合しながら歩くと参考になります。

拡大する写真・図版蓼科山の山頂直下を下山する登山者たち。急斜面なのでアイゼンやピッケルを使って慎重に下っていた=2021年2月6日午後1時45分、北八ケ岳、近藤幸夫撮影

 ヤマレコの的場一峰社長(43…

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