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 福岡県飯塚市の集合住宅と鹿児島市のホテルで子ども3人の遺体が見つかった事件で、鹿児島県警は28日、ホテルで見つかった男児と女児の司法解剖の結果、死因はともに首を圧迫したことによる窒息死だったと明らかにした。ホテルから飛び降りてけがをした父親とみられる40代の男が殺害したとみて回復を待って殺人容疑で調べる方針。

 男は2児と、昨年12月に離婚した妻の連れ子の田中大翔(ひろと)君(9)とともに飯塚市の集合住宅の一室に住んでいた。25日午後、この部屋から大翔君の遺体が見つかった。さらに26日夜、男や2児が宿泊する鹿児島市のホテルに福岡県警の捜査員が踏み込み、2児の遺体を発見。直後に男は4階から飛び降りた。室内には男が書いたとみられる遺書があった。男は足や腰に数カ月のけがをし、警察の聴取に応じられない状態だという。

 鹿児島県警によると、ホテルで見つかった男児は3歳、女児は2歳でともに男の実子とみられ、26日昼ごろ、ホテルの室内で殺害されたとみられる。2児に虐待を受けた形跡はなかったという。

 一方、男は18日に福岡市でレンタカーを借り、2児とともに宮崎県へ。未使用の練炭を積んだまま串間市の商業施設に放置したとみられ、その後、列車などで鹿児島市のホテルに向かったとみられる。23日には宮崎県内で親子の目撃情報があるという。