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 クーデターで権力を握ったミャンマー国軍に対する市民の抗議デモに対し、治安部隊が2月28日、各地で発砲するなどし、国連人権高等弁務官事務所によると少なくとも18人が死亡、30人以上が負傷した。治安当局はここにきて武力行使を激化させており、死傷者はさらに増える恐れがある。

 2月1日のクーデター発生から1カ月となるが、これまでで最悪の事態となった。国際社会からの非難が高まるのは必至だ。

 同事務所によると、最大都市ヤンゴンや第2の都市マンダレー、中部のバゴーとパコク、南部のダウェイとミエイクの6都市で実弾の使用による死者が出た。催涙ガスも各地で使われ、28日だけで医療関係者や学生ら少なくとも85人、報道関係者7人が拘束された。同事務所は「平和的な抗議者に対する武力の行使を直ちにやめるよう求める」とし、国軍側を強く非難した。

 ロイター通信などによるとヤンゴンではこの日、治安部隊による発砲や催涙ガスで複数の市民が負傷し、銃撃による死者が出た。SNSには道路脇で男性が血を流して倒れ、運ばれる映像が拡散している。

 ダウェイでは28日朝から治安当局がデモの強制排除に乗り出し、市民に発砲。少なくとも男性3人が死亡し、けが人も20人以上にのぼるという。SNSで拡散した画像には、治安部隊が銃を水平に構えて撃つ様子などが映っている。

 マンダレーでも3人が死亡したとの情報がある。1人は女性で、治安当局が発砲したとの住民の証言があるという。

 ミャンマーではクーデター後、…

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