参院再選挙「信頼回復の試金石」 広島自民が選対発足

松島研人
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 河井案里氏の当選無効に伴う参院広島選挙区の再選挙(4月8日告示、25日投開票)で、自民党広島県連は28日、初の選挙対策会議を広島市内で開いた。党公認の新顔で、元経済産業省課長補佐の西田英範氏(39)を県連全体で支援することを確認。岸田文雄政調会長は会議後、「(再選挙は)広島での自民の信頼回復のための重要な試金石」と記者団に語った。

 岸田氏は、案里氏や夫で元法相の克行被告の公職選挙法違反事件を念頭に「(西田氏は)政治的なしがらみのない候補で、新鮮な目で広島を見て、どうあるべきか意見してほしい」と求めた。その上で「我々も透明な形で応援を積み重ねたい」と述べた。

 選対会議には県選出の国会議員や県議、広島市議、各市町の首長ら約70人が出席。一方、案里氏や克行議員から現金を受け取った県議らの大半は欠席した。宮沢洋一・県連会長は冒頭のあいさつで「短期決戦の厳しい選挙戦。一人ひとりが有権者と真摯(しんし)に向き合い、信頼回復に努めてほしい」と呼びかけた。

 再選挙では、立憲民主党が候補者の擁立を調整し、日本維新の会れいわ新選組も公募を実施。NHK受信料を支払わない方法を教える党は新顔で政党職員の山本貴平氏(46)の公認を決めている。(松島研人)