「こみすて」「百歳体操」 生駒の地域サービス

伊藤誠
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 【奈良】集会所などを拠点に住民が集い、地域の事情に応じたサービスを生み出す「複合型コミュニティーづくり」に取り組む奈良県生駒市自治会が28日、同市で開かれた市自治連合会全体集会で事例報告をした。

 市の呼びかけで6自治会が昨年12月から順次活動を始め、この日は2自治会が現状を説明した。

 さつき台南自治会は集会所で「二丁目図書室カフェ」を開き、住民から寄贈された約500冊の書物で書架を整備。コロナ禍のため、仕切り板を設け、お茶や読書を楽しむ空間をつくっている。高齢者向けの「百歳体操」や野菜販売なども定期的に行っており、酒井洋幸会長(76)は「安定運営のため、約20人いるボランティアを増強したい」などと語った。

 萩の台住宅地自治会は、ゴミ捨てのついでに様々な交流イベントに集う「こみすて」を自治会館で運営。ICカードによる利用者登録は2月16日現在、147人という。生ゴミ処理機・バイオガス発生装置を使ってゴミの減量や資源化を進めていることを発表した山下博史会長(67)は、「傍観せず、自分たちで行動を起こさないといけないと思う」と出席者たちに呼びかけた。(伊藤誠)