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 昨年1年間に警視庁が把握した東京都内の特殊詐欺の被害は2896件、被害総額は約63億4100万円だった。同庁がまとめた。前年よりも919件、約12億4500万円少なく2年連続の減少だが、依然として深刻な高止まりの状況が続く。キャッシュカードに切れ込みを入れ、使えなくなったと安心させてだまし取る手口が急増したという。

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 犯罪抑止対策本部によると、手口別では、被害者の家を訪ね、キャッシュカードを封筒入りの偽カードとすり替える「キャッシュカード詐欺盗」が最も多い740件(前年比24・0%減)で、医療費や税金の還付をかたる「還付金詐欺」700件(同40・6%減)、親族などを装う「オレオレ詐欺」566件(同13・2%増)が続いた。有料サイトの利用料名目の「架空請求詐欺」は159件(同51・2%減)だった。

 警察官や金融機関の職員を装って「あなたのキャッシュカードが不正に使われている」とうそをついてカードをだまし取り、預金を引き出す「預貯金詐欺」は678件(同15・1%減)だった。このうち339件がカードに切れ込みを入れて使えなくなったと信じ込ませる手口で、昨年5月以降に増え、被害総額は約7億5414万円に上った。

 磁気部分を避けてハサミで切れ…

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