[PR]

 【神奈川】横浜市内で活動するこども記者が集う「こどもメディアシンポジウム」が28日、中区の市役所で開かれた。宮城県石巻市など神奈川県外のこども新聞の活動報告や、来場者がこども記者に質問する「記者会見」もあった。NPO法人ミニシティ・プラス(横浜市都筑区)の主催。

 シンポでは、小学校高学年~高校生のこども記者が活動する「つづきジュニア編集局」(同)と、みなとみらい21地区の「MMジュニア編集局」(西区)がそれぞれ、取材やイベントなど日々の活動を報告。「学校で発表するのが得意になった」「客として見ただけではわからない、企業やイベントの裏側を知ることができて面白かった」など感想を話した。

 コロナ禍の学校生活の変化に関する報告もあった。こども記者からは「給食の時間に友達と話せない」「音楽や体育の授業でマスクを外せない」などの声が上がった。コロナ禍が生活に与えた影響について、小学生100人以上に調査したこども記者もいた。

 「記者会見」では、来場者の「文字で(ニュースを)伝える良さは何か」との質問に対し、あるこども記者は「過去に起きたことを見直し、それを使ってどう対策するか考えられる」などと答えていた。

 市内のこども新聞と交流がある「石巻日日こども新聞」のスタッフもオンラインで活動を報告。東日本大震災を機に創刊し、災害について発信を続けているという。同紙などを卒業した現役の新聞記者らによる、被災地取材の現状の報告もあった。

 つづきジュニア編集局記者の高島芽生(めい)さん(11)は「これからは本を紹介する記事を書いてみたい。この経験を大人になっても生かしたい」と話した。(土屋香乃子)

関連ニュース