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 【山梨】5年ぶりのJ1昇格を目指すヴァンフォーレ(VF)甲府は、開幕戦を迎えた28日、アウェーのフクダ電子アリーナ(千葉市)で千葉と対戦し、1―1で引き分けた。

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 ブラジル人FWの2人が新型コロナウイルスの影響で来日できず、左サイドからドリブルで好機をつくるMF泉沢もけがで不在。課題の得点力アップに期待のかかる選手が欠場する中、大卒ルーキーのDF関口が先発出場したほか、同じ大卒ルーキーのFW鳥海も後半途中からピッチに立った。

 相手GKのミスを突くシュートがゴールを外れたり、ポストに当たったりして再三の決定機を生かせなかった前半。ロスタイムにようやく、DF荒木のクロスをペナルティーエリア中央で受けたMF中村が右足で決めて先制した。中村は「(荒木が)僕を見てくれていた。あとは思い切り足を振った」と得点シーンを振り返った。

 リードして折り返した後半12分、クロスをヘッドで押し込まれ、同点に追いつかれた。荒木は「もう少し体を当てられるような守りができていたら。DFメンデスに少し任せてしまったところがあった」と悔やんだ。

 後半のロスタイム。シュートがペナルティーエリア内の相手選手の手に当たり、PKを獲得。キッカーのMF野津田がゴール右を狙ったが、相手GKの好セーブにあい、ネットを揺らせなかった。

 伊藤監督は「先制して前半の流れはよかったが、クロスの守りはプレシーズンからの課題だった」と反省を口にした。それでも「若い選手が積極的にプレーしてくれた。チャンスがあればどんどん使っていきたい」と話した。

 次節の6日はアウェーで大宮と対戦する。(田中正一)

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