空手・植草、聴取で「きちんと話した」 パワハラ問題

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 空手の組手女子61キロ超級の東京オリンピック(五輪)代表に確定している植草歩選手(JAL)が、全日本空手道連盟の強化幹部からパワーハラスメント行為を受けたと訴えている問題で、植草選手は31日、東京都内で同連盟の事情聴取に応じた。聴取後、植草選手は報道陣に「きちんとお話ししてきました。これ以上は話せません」と話した。

 植草選手が「パワハラを受けた」と訴えているのは香川政夫強化委員長。植草選手は28日、自身のブログを更新し、香川委員長に昨秋ごろから自尊心を傷つけられたり、怒鳴られたりすることが増えたと主張。今年1月の練習中には竹刀で顔面を突かれ、「左眼球打撲」の診断を受けたとしている。

 植草選手の代理人は31日、「問題のある指導が続いてきたのはスポーツ団体としてあるまじき行為」と話したうえで、「(植草選手は)東京五輪に向けた練習に取り組めない」と現状を説明した。

 同連盟は31日、香川強化委員長からも事情聴取をし、倫理委員会を開いて対応を検討するという。香川委員長は24日、朝日新聞の取材に「倫理委員会が終わるまでは何も話せない」と答えている。