センバツ決勝は東海大相模×明豊 初の対戦、見どころは

山口裕起
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(選抜高校野球決勝 東海大相模-明豊)

 春夏の甲子園を通じて初めての対戦となる。ともに堅守を武器に勝ち上がってきたが、総合力で上回る東海大相模が優位とみる。

 10年ぶりの優勝を狙う東海大相模は左腕・石田隼都が抜群の安定感を誇る。準々決勝、準決勝と連続完封し、今大会は26回を投げて1点も許していない。ベースの両端に直球、変化球を投げ分け、4試合で1失策の野手陣がもり立てる。打線は長打力が持ち味。8安打のうち長打が4本の1番門馬功を筆頭に上位はスイングが鋭い。一振りで流れを変える力がある。

 初の決勝に臨む明豊は今大会無失策。準決勝までの4試合で1点差が3試合、2点差が1試合と接戦で守り勝ってきた。左腕の太田虎次朗、右上手の京本真、右横手の財原光優とタイプの違う3投手は、いずれも打たせて取る投球が光る。決勝でも継投で相手の目先を変えたい。打線は、石田を打ち崩すのは難しいだけに、得意の機動力を絡めて一気に攻められるか。粘って後半勝負に持ち込めば、勝機が広がる。(山口裕起)