農水省は「一太郎」を禁止したのか 重宝された使い勝手

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杉浦幹治、貞国聖子、伊藤嘉孝、赤田康和
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 政府内で相次ぐ法案の表記ミスなどを受け、農林水産省がワープロソフト「一太郎」の使用を事実上禁止する通知を出した――。こんなニュースがネットに配信され、注目を集めた。ミスの原因は本当に「一太郎」なのか。そもそも省庁はなぜ「一太郎」を使ってきたのか。真相を追った。

 ニュースは、フジテレビ系のニュースサイト「FNNプライムオンライン」が3月30日午後5時過ぎに配信。この記事はヤフーニュースにも配信され、編集部が注目のニュースを集めた「ヤフートピックス」に当初、「法案ミス『一太郎』を禁止に」という見出しで掲載された。

 記事では「互換性の問題から、相次ぐ法案の条文ミスの理由とされたり、民間企業とのやり取りで不便が生じ、政府内で『一太郎』の使用を問題視する声が上がっている」と指摘。「こうした中、農水省が、省内で『(米マイクロソフト製の)ワード使用を原則化』する通知を出したことがわかった」としていた。

 なぜ、省庁では今も「一太郎」を使っているのか。元官僚は自身の在職中にあった、ある「空気」を語ります。

 「一太郎」は、ジャストシス…

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