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 【静岡】不漁が続く駿河湾のサクラエビの春漁が30日夜に始まった。初日の水揚げ量は約2・2トンと前年(約2・3トン)とほぼ同量だった。由比港漁協の宮原淳一組合長は「雨の影響で少ないと聞いていたが、初日としては一安心」と語った。

 春漁は29日に解禁されたが、強風の影響で1日後の出漁となった。30日は静岡市清水区の由比港と焼津市の大井川港から計120隻が出漁し、駿河湾中部の三保沖などを中心に操業した。今年の春漁でも、1日当たりの操業隻数を最大60隻とするなど資源保護のための自主規制を敷く。

 31日早朝には初競りがあった。仲買人らはサクラエビを手に取り、鮮度や大きさを確かめながら札を入れた。由比港漁協によると、1箱(15キロ)あたりの平均価格は由比市場では8万4041円で、昨年よりも約2万円上回った。最高値は8万6280円(昨年8万1千円)だった。宮原組合長は「ご祝儀相場だと思っている。お客さんの手の届く値段に落ち着いて欲しい」と話した。

 春漁は6月4日までの予定。(和田翔太)

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