オランダ夜間外出禁止令の妥当性認める 高裁で逆転判決

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ブリュッセル=青田秀樹
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 オランダの高等裁判所は、新型コロナウイルス対策で導入した夜間外出禁止令の解除を政府に命じた一審の判断を覆し、法的手続きに問題はないとの判決を2月26日に言い渡した。

 一審は、政府の権限を拡大する緊急時の法令に基づいた手続きを問題視し、「移動の自由を制限するような措置には、より慎重な手続きが必要だ」との判断を示した。政府の異議申し立てを受けた高裁は「ほぼ1年にわたる様々な措置にもかかわらず、ウイルスは存在し続け、より感染力の強い変異ウイルスが生まれている」と指摘。外出禁止令の妥当性も認め、「例外的な状況であり、緊急時の法令を使うことにも合理性がある」とした。

 一審の判決後、政府は上訴する一方で、仮に敗訴しても外出禁止令を続けられるように立法措置をとり、国会の承認を受けていた。

 外出禁止令は、午後9時から翌朝4時30分までの外出を原則禁じる。自由の侵害だと抗議するグループが禁止令の見直しを求めて提訴していた。(ブリュッセル=青田秀樹)

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