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東日本大震災を機に、東北に魅せられた作家がいる。神奈川出身の角田光代さんだ。「数え切れないほど訪れている」という宮城県石巻市で聞いた。

 ――震災前に東北とのつながりはあったのですか。

 「まったくありませんでした。読売新聞からの依頼で、震災の1カ月後に被災地を取材しました。石巻を訪れたのは、そのときが最初です。(震災時に住民が避難した)日和山から見た光景は、いまだに忘れられません」

【特集】東日本大震災を語る
被災地の復興や支援、福島第1原発事故への対応など、様々な分野で思いを寄せる人たちにインタビューしました。

 ――東北のどこにひかれたのですか。

 「食べ物がおいしいというのも…

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