フロリダ州オーランド=園田耕司
トランプ前大統領が2月28日、退任後初めてとなる演説を行い、2024年の大統領選に共和党から立候補する可能性を口にした。会場となったフロリダ州オーランドのホテル前には、熱狂的なトランプ支持者ら数百人が集まり、「ウィー・ラブ・トランプ!」などと大歓声を上げた。
会場では、数百人のトランプ支持者らがトランプ氏の名前が書かれた旗を振り回し、車がクラクションを鳴らして行き来した。
赤い「MAGA(米国を再び偉大に)」のロゴ入りのハットをかぶり、息子と一緒にトランプ氏の到着を待っていた販売員マシュー・カスンさん(30)に、次の大統領選にトランプ氏が再出馬すれば支持するかと尋ねると、「当然だ。我々は共和党を支持しているのではない。『トランプ党』を支持しているのだ」と言い切った。
トランプ氏が演説を行った「保守政治活動会議(CPAC)」は保守系会合の中でも保守強硬派の存在感が大きく、トランプ氏の人気はひときわ高い。
28日に発表されたCPAC参加者への調査では、2024年大統領選でだれに投票するかを尋ねたところ、1位がトランプ氏(55%)で、2位のデサンティス・フロリダ州知事(21%)を大きく引き離した。
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朝日新聞国際報道部