第5回瀬戸内美八「ひとを思う八右衛門、みねちゃんそのもの」

有料会員記事宝塚歌劇団

河合真美江
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 毅然(きぜん)としたりりしさと甘さを兼ね備え、長身の貴公子として輝いた「みねちゃん」。宝塚歌劇団の元星組トップスター峰さを理が1月、68歳で亡くなりました。衝撃と悲しみの急逝から1カ月。58期の同期生の元花組トップスター高汐(たかしお)巴(ともえ)、元男役スター寿(ことぶき)ひずる、そして、教えを受けた後輩の元星組トップスター湖月(こづき)わたる、元月組トップスター霧矢(きりや)大夢(ひろむ)、さらにトップのバトンをみねちゃんに託した元星組の瀬戸内美八の計5人に、その胸の内を聞きました。

 峰さを理に星組トップスターのバトンを渡したのが瀬戸内美八(みや)。1979年に月組から組替えして星組トップに立ち、ともに数々の名舞台を生んだ。上級生から見たみねちゃんとは――。

 星組に移ってから、私の横にはいつもみねちゃんがいてくれた。舞台で隣に立っているのが当たり前だったんです。

 亡くなったとOGから聞いたあと、昔の公演を見返してあらためて実感しました。「クレッシェンド!」「魅惑」「ザ・ストーム」。そんなショーの映像を次々に見ていると、どんな時もそうだったなと、こみあげるものがありました。

 なかでも思い入れのあるのが…

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