自殺した町職員、公務災害と認定 残業月平均146時間

高田誠
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 2019年7月、北海道標津町職員の鈴木雄大さん(当時24)が過重業務などの末に自殺した問題で、遺族の弁護団が1日、労災にあたる「公務上の災害」と認定されたことを明らかにした。地方公務員災害補償基金が2月15日付で遺族に通知した。

 鈴木さんの両親は昨年8月、自殺の原因究明などを求め、法的責任を認めている町に公開質問状を提出したが、町側は「回答を差し控える」と返答した。このため遺族側は、公務災害認定を受け、再発防止に向けた全体像解明のため提訴する方針だ。

 町によると、鈴木さんは亡くなる直前の2カ月間の時間外労働は月平均146時間に上った。うつ状態となり自殺したという。(高田誠)