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 クーデターで国軍が権力を掌握したミャンマーでは1日も、市民による抗議デモが続いた。治安部隊の発砲などで前日に少なくとも18人の死者が出たが、それでも市民らは抵抗を続ける構えだ。一方、国軍側はアウンサンスーチー氏を新たな容疑で訴追。弾圧を強める国軍側に国際社会の非難が高まっており、米国はさらなる制裁を科す姿勢を示した。

 クーデターから1カ月となった1日、最大都市ヤンゴンではヘルメットやゴーグルをつけた若者らが再び街頭に出た。治安部隊を寄せ付けないための自前のバリケードの近くに集結し、「独裁を終わらせる」などと書いたプラカードを掲げた。治安部隊はこの日もゴム弾や催涙ガスなどを発射した。

 治安部隊が街のいたるところに展開し、主要な交差点を封鎖したため、デモに参加する市民は減った。それでも、ヤンゴンの大学院生チョウゼンチャットさん(28)は朝日新聞助手の取材に「命を落とした人たちのために、今日も街頭に立った。軍人たちに思い知らせたい。我々は最後まで闘う」と語った。

 国軍側はクーデターで拘束したスーチー氏を新たに、社会的な恐怖をあおった疑いなどで訴追した。弁護士が1日、明らかにした。スーチー氏はすでに2度訴追されており、1日はテレビ会議形式で裁判官に事情を聴かれた。弁護士によるとスーチー氏は健康に問題はない様子で、弁護士との面会を要求したという。国軍側は訴追を重ねてスーチー氏の拘束を長引かせ、影響力を封じ込める狙いとみられている。

 28日に多くの犠牲者が出たこ…

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