西都市初のコワーキングカフェ リモートワークを推進

二宮俊彦
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 宮崎県西都市に1日、リモートワーカーの人材を育成する中核施設「tomosite(ともして)」ができた。リモートワークの講座を無料で受講できるほか、共用スペースをリモートワークの場所として開放。市はIT企業の誘致につなげ、雇用創出や定住人口の拡大をめざしている。

 施設は市内の神楽酒造西都工場にあるアグリ館1階にオープンした。西都市では初めての「カフェ×コワーキングスペース」で複合機などオフィス向けの機器のほか、休憩スペースやキッチン、冷蔵庫なども完備。広さは約100平方メートルで、Wi-Fi環境も整う。遠隔会議でも心置きなく音声を出せる四つの個室もある。

 施設は市が整備し、企業の管理業務を代行する市内のキャスター(中川祥太社長)が運営を担う。

 リモートワークのノウハウを学ぶ講座は同社が作成し、オンラインで受講できる。旅先で休暇を取りながらテレワークをする「ワーケーション」の拠点としても活用し、都市部のIT企業のサテライトオフィス誘致につなげたい考えだ。

 「ともして」は「ひと・まち・企業がともにつながり、西都市にあたたかな灯(あか)りをともしていく」との思いを込めた。

 運営スタッフの大山礼奈さん(38)は「市民の憩いの場であり、リモートワークを気軽に体験してもらう場にしたい。様々な業種の交流にも使ってほしい」と話す。

 営業は平日午前10時~午後5時、定休日は土日祝日。1日の利用料は西都市民300円、市外500円。公式サイト(http://tomosite.jp別ウインドウで開きます(二宮俊彦)