県の公用車に燃料電池車 新型「ミライ」出発式 愛知

藤田大道
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 水素で走る燃料電池車(FCV)の普及を促すため、愛知県トヨタ自動車の新型車「ミライ」2台を公用車に採用した。通常の公務に使うほか、県内で開かれる環境を学ぶイベントなどでの展示も検討しているという。

 FCVは、燃料の水素を空気中の酸素と反応させて発生する電気で走る。昨年12月に発売された新型のミライは、上限まで燃料を入れて走れる距離が約850キロで、前の型より約3割伸びた。県はエコカーの普及に力を入れており、FCVを導入する中小企業や燃料を補充する水素ステーションの設置を補助するほか、FCVなどの自動車税を一定期間免除している。

 1日には県庁の駐車場で出発式が開かれ、大村秀章知事やトヨタ関係者らが出席した。実際に試運転した大村氏は「加速がなめらかで、走るパワーもある。多くの人に環境対応と走りの良さを知ってもらい、普及につながれば」と期待を寄せた。(藤田大道)