[PR]

 首都圏4都県に出ている新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言について、千葉県の森田健作知事と埼玉県の大野元裕知事は1日、期限の7日で解除するには慎重な判断が必要との認識を示した。

 千葉県では1日午後8時現在、128人の感染が確認された。東京都内の121人を上回った。森田知事は急きょ開いた記者会見で「100人を超える状況が続けば、7日の解除は難しい」と述べた。病院や高齢者施設でのクラスター(感染者集団)拡大が感染者数が減らない一つの要因とみている。

 千葉県では2月20~24日に5日連続で、直近1週間平均の新規感染者数が前週を上回った。このため森田知事は24日、県独自の「感染再拡大警戒宣言」を出していた。

 また埼玉県の大野知事も「解除できるかどうかの確信にはまだ至っていない。もう一度、緊急事態宣言を出すのはなかなか難しいので慎重に判断をしたい」と県庁で語った。2月28日に県内で発表された感染者数が97人で、1週間前の84人より増加していたことから「下げ止まり、あるいは鈍化している状況にある」と指摘した。また、大野知事は東京と神奈川、千葉を含む4都県で近く対応を協議する予定であることも明らかにした。

 1日に全国で新たに確認された感染者は699人。死者は51人だった。

 東京都の新たな感染者数(121人)は1週間前の178人を下回った。1日までの1週間平均の新規感染者数は269・3人で、前週比は81・9%だった。