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 ノーベル平和賞を選考する委員会の事務局を担うノルウェーのノーベル研究所は1日、今年の同賞には234の個人、95の団体が推薦されたと発表した。計329候補にのぼり、過去3番目に多いという。欧州の賭け屋では、世界保健機関(WHO)など、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で存在感を示した個人や団体が早くも人気を集めている。

 ノーベル賞の選考過程は50年間秘密にされるが、推薦資格をもつ各国の国会議員や過去の受賞者らの一部は、誰を推薦したかを明らかにしている。ロイター通信によると、ロシアの反政権活動家アレクセイ・ナバリヌイ氏やWHO、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ氏らのほか、新型コロナのワクチンを共同調達して途上国にも公平に分配する枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」などが推薦されている。

 アイルランドの賭け屋パディーパワーの一番人気はWHOで、ナバリヌイ氏、ブラック・ライブズ・マター(BLM)運動、ニュージーランドのアーダーン首相らが続いている。(ロンドン=下司佳代子)