武藤貴也元衆院議員を書類送検 在職中にひき逃げの疑い

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 車を運転中に人に接触してけがを負わせたのにそのまま逃げたとして、警視庁武藤貴也・元衆院議員(41)=東京都世田谷区=を道路交通法違反(ひき逃げ)と過失運転致傷の疑いで書類送検した。1日付。議員在職中の事故で、任意の調べに「黙秘します」などと供述したという。野方署への取材でわかった。

 送検容疑は、2016年7月16日午前0時5分ごろ、東京都中野区丸山2丁目の都道で乗用車を運転中、路肩にいた60代男性に接触したのに、救護措置を取るなどせずに立ち去ったというもの。男性は自分の車を止めて外に出たところで、右腕を打撲した。周辺の防犯カメラの映像などから、武藤元議員が運転する車と接触した疑いがあることがわかったという。

 武藤元議員は12年、衆院滋賀4区から自民党公認で立候補して初当選。14年の再選後に、未公開株をめぐる金銭トラブルが報じられて離党し、17年の衆院選には立候補しなかった。19年の滋賀県議選で落選。選挙運動中に法定外の文書を配ったとして公職選挙法違反の罪で在宅起訴された。