震災の追悼式、政府が2年ぶり開催 出席者は抑制方針

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 政府は2日の閣議で、東日本大震災10周年追悼式(実行委員長・菅義偉首相)を11日、国立劇場東京都千代田区)で開くことを決めた。昨年は、新型コロナウイルス感染症の対応で首相官邸内での「献花式」に切り替えており、追悼式の開催は2年ぶり。政府主催の式典は、今年が最後となる見込みだ。

 追悼式には毎年、遺族や首相、各界の代表ら1千人前後が出席してきたが、新型コロナ対応のため、今回は200人程度とする。一般の国民の献花は、行わない。

 式典では天皇陛下がおことばを述べる。5周年までは天皇陛下(いまの上皇さま)が、6~8周年は秋篠宮さまが出席し、おことばを述べてきた。

 政府はまた、「教訓を風化させることなく、防災・減災、国土強靱(きょうじん)化に取り組み、災害に強い国づくりを進める」とする国民に向けた首相名の談話も出した。11日は地震が発生した午後2時46分に1分間の黙禱(もくとう)をするとしており、国民にも「それぞれの場所において」犠牲者の冥福を祈るよう求めている。