「研究用」抗原検査キット、厚労省「使うべきではない」

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市野塊、姫野直行
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 新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、性能が保証されていない抗原検査の簡易キットが「研究用」と銘打って販売が広がる。背景には、感染への不安を解消したいニーズがあるとみられる。厚生労働省は「自己判断で使用すべきではない」として、感染を確認する検査は医療機関や検査機関で受けるよう呼びかけている。

 「約15分で簡単検出」「自宅で迅速検査」――。3月上旬、都内のドラッグストアの店先に掲げられた、新型コロナの抗原検査キットの広告。速さと手軽さを売りにした宣伝文句が並ぶ。男性従業員によると、11都府県に緊急事態宣言が出された1月はよく売れたという。「感染しているのか知りたいのだと思う。最近は落ち着いてきた」と話す。

 簡易キットによる抗原検査は…

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