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 NHKは3日、来春放送予定の朝の連続テレビ小説が「ちむどんどん」に決まったと発表した。ヒロインは俳優の黒島結菜さん(23)が務める。

 1972年の沖縄の本土復帰から50年の節目の年に、沖縄から東京へと夢を追うヒロインとその家族を描く。沖縄料理に夢を懸けたヒロインとその兄妹を描く物語だという。

 黒島さんは沖縄県出身。2019年にヒロインを演じた映画「カツベン!」で、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している。

 タイトルの「ちむどんどん」とは沖縄の言葉で、「わくわく感」という意味合いだという。本土復帰とともに世の中に飛び出していく若者たちの思いを込めた。

 脚本は、朝ドラ「マッサン」、映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られる羽原大介さん。語りは、沖縄県出身のジョン・カビラさんが担当する。

 羽原さんは「沖縄の『復帰50年』と言われた時は身構えたけど、1972年前後の沖縄を改めて学び、取材を重ねるうちに、プレッシャーはモチベーションへと変わりました。いつの時代、どこにいても、人々がその環境で精いっぱい生きる姿は同じと思えたからです」とコメント。「『今はちょっとしんどくても、コツコツやっていれば明日はきっといい日になる』、そう思ってもらえる物語を信頼するスタッフや出演者の皆さんとともに紡いでいければ」などと意欲を示した。

 連続テレビ小説は現在、「おちょやん」を放送中。5月17日から宮城県を舞台に気象予報士を目指す主人公を描く「おかえりモネ」が始まり、今秋にはラジオ英語講座を題材に3世代の女性を描く物語「カムカムエヴリバディ」を放送する予定。(宮田裕介)