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 カンボジアの世界文化遺産アンコール遺跡群の近くで、大規模なテーマパークの開発計画が浮上している。国内のカジノ運営会社が建設のため、景観保護地区の外側500メートルにある土地を政府から50年契約で借り受けた。ユネスコ(国連教育科学文化機関)は2月、「周辺の景観や遺跡に影響を与える可能性がある」と懸念を表明した。

 アンコール遺跡群は、9~15世紀に栄えたアンコール王朝の都市遺跡。カンボジアの首都プノンペンの北西約300キロのシエムレアプ郊外にある。仏教寺院のアンコールワットなどで知られ、1992年にユネスコの世界文化遺産に登録された。遺跡の修復や保存には、日本の大学や研究機関もかかわってきた。

 周辺は景観を保護する地区に指定され、民間企業による開発が禁止されている。

 カンボジアのカジノ運営会社「ナガコープ」が昨年11月、保護地区の南側の境界線から500メートルの場所に、政府から75ヘクタールの土地を借りてテーマパークを建設する計画を公表した。

 同社によると、2025年まで…

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