熊本地震の義援金募集、3月末終了 累計受付535億円

伊藤秀樹、白石昌幸
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 熊本県は1日、4月で発災から5年を迎える熊本地震の義援金の募集を3月31日で終了すると発表した。仮設住宅に入居した被災者の約99%が住まいの再建を果たし、義援金の受付額も減っていたことから役目を終えたと判断した。

 日本赤十字社や県共同募金会で募っている義援金についても3月末で終了する。県は2016年4月15日に義援金の募集を開始。受付期間は当初、同年6月末までだったが、期間を5度延長していた。累計受付額は2月28日時点で約535億3500万円。累計配分額は520億3610万円。

 蒲島郁夫知事は「全国さらには海外から寄せられた多くの心温まるご支援は被災された方々の生活再建に向けた大きな助けとなり、明日への希望につながっている」などとコメントを発表した。

 地震義援金を受け取るための市町村への申請期間は今年5月13日まで。

 また、熊本市も1日、今月31日で災害義援金の受け付けを終了すると発表した。16年4月の受け入れ開始以来、今年1月末までに約16億4千万円の義援金が熊本市に寄せられた。大西一史市長は「これまで国内外から寄せられた皆様の心温まるお気遣いに対し、熊本市民を代表して心より感謝申し上げます」とコメントした。(伊藤秀樹、白石昌幸)