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 日本高校野球連盟と毎日新聞社は3日、第93回選抜大会(19日開幕、阪神甲子園球場)の運営委員会を開き、新型コロナウイルス対策として出場32校の選手ら約1千人を対象に実施するPCR検査の詳細を発表した。陽性者が出た場合、主催者が設置する緊急対策本部が個別感染か集団感染かを考慮した上で、当該校の参加の可否を決定する。

 出場校の大会前検査の対象はベンチ入り18選手のほか、監督や責任教師、補助員ら1校につき27人。2グループに分け、大会第1~3日に1回戦がある18校は12日に、第4~6日の14校は15日にそれぞれ結果が判明するよう検査を受ける。1回戦を勝ったチームは原則、初戦の翌日にも検査を受ける。

 大会前検査で陽性者が出た時点で当該地区の補欠校を対象にPCR検査を実施し、出場校が参加不可となった場合に備える。開幕後にチームの出場が不可となった場合は、相手校の不戦勝となる。

 観客数の上限は、政府や自治体が示す大規模イベントの参加人数制限を参考に決める方針だが、「(甲子園球場がある)兵庫県の指針がまだこちらに伝わっていない」(日本高野連・小倉好正事務局長)ため詳細は未定という。

 感染拡大防止のため、アルプス席での学校応援でブラスバンドの演奏は禁止され、拍手、声援での応援を基本とする。試合中、素手でのハイタッチや握手を控え、出場選手以外は原則、マスクの着用を義務づける。球審もマスクなどを着用する。開会式は第1日に登場する6校のみが参加し、北から南の順に1校ずつ外野から内野に向かって行進する。残り26校は、事前に撮影した行進の様子を大型スクリーンで放映する。