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 旭川医科大学(北海道旭川市)の付属病院の病院長を解任された古川博之特命教授の解任撤回を求める署名を、患者の家族が3日、大学に提出した。署名はネットや署名簿で集め、1万5210人分になったという。

 署名に取り組んだのは、旭川市在住の佐々木香苗さん(39)一家。長男(4)が2年前、古川氏の担当で生体肝移植手術を受けた。病院長を解任された古川氏は3月末で退職することになるといい、「古川先生に子どもの治療を続けて欲しい」と署名集めに取り組んできた。佐々木さんは「1万5千人を超える署名を大学側は重く受け止め、解任を撤回して欲しい」と話している。

 古川氏は新型コロナウイルスの軽症患者受け入れを巡り、受け入れを認めない吉田晃敏学長と対立。その経緯を報道各社の取材で話し、学内を混乱させたなどとして、1月に病院長を解任されている。(本田大次郎)