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 山口県下松市笠戸島の市栽培漁業センターが、通常は食用にならない小さなマサバの養殖に取り組んでいる。昨秋、800グラム以上に成長させることに成功。縁起の良い「二升五合鯖(ますますはんじょうさば)」と名付け、今秋から本格的に出荷する。たくさんの人に知ってもらおうと、7日から笠戸島でサバずしとして先行販売する。

 センターを運営する市水産振興基金協会は7年前から、地元の定置網などでとれる小型のマサバ「ロウソクサバ」の有効活用を模索。体長20センチ、重さ80グラムだったロウソクサバを、1年かけて目標としていた800グラム~1キロのサバに育てることに成功した。フグの餌を与えることでうまみが増したという。

 養殖を担当する旗手友紀さん(36)は「脂がしっかり乗っていて、生臭くなく甘さも感じられる」と話す。今後、笠戸島特産のレモンや下松の酒蔵「金分銅酒造」の酒かすを餌に混ぜて与え、ブランド化を図る。

 二升五合鯖を使ったサバずしは、笠戸島の国民宿舎大城が調理。7日午前9時半ごろから栽培漁業センター「ひらめきパーク笠戸島」で開かれる朝市「プチ海の駅」で、3貫1パック500円で販売する。大城では7、17、21、31日に1本(2、3人前)1800円で予約販売する。問い合わせは大城(0833・52・0138)へ。(垣花昌弘)

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