帰れない村 子どもたちのため、先生は写真を撮り続ける

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三浦英之
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 東京電力福島第一原発で事故が起きた時、福島県浪江町津島地区の元小学校教師馬場靖子さん(79)は「子どもたちのためにも、『ふるさと』をしっかりと残さなければいけない」と思った。

 当面自宅には戻れなくなる。故郷はどんな場所だったのか、どんな人々が暮らしていたのか、かつての教え子たちが思い出せるように。思い付いたのは、写真を撮り続けることだった。

 昨年12月。小型のミラーレスカメラを持って8年間教壇に立った津島にある津島小学校に向かった。放射線量が高く、住民の立ち入りが制限されている「帰還困難区域」にある。

 「全然変わってない。目を閉…

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