平尾台にグランピング コロナ苦境の飲食店ら開業

城真弓
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 【福岡】日本有数のカルスト台地として知られる北九州小倉南区の平尾台に4月、グランピング施設ができる。北九州市内の飲食店やイベント会社などでつくるチームが運営。新型コロナ禍の中で、密集を避けながら優雅なキャンプを気軽に楽しんでもらうねらいだ。

 施設は「FOREST(フォレスト) CAMP(キャンプ) KOKURA(コクラ)―グランピング福岡―」(FCK)。平尾台の公園施設「平尾台自然の郷」内にオープンする。グランピングはグラマラス(魅力的な)とキャンピングを組み合わせた造語。施設には2~4人が宿泊できる12棟のテントができる予定で、合馬のタケノコなど地元の食材を使ったバーベキューを楽しめる。

 北九州市内で飲食店などを経営する「酔笑」(矢野裕之代表)が、自然の郷を運営する「ハートランド平尾台」から委託を受け、市内のほかの企業約10社と共同でチーム「FCK」を結成し、運営にあたる。

 コロナの感染が広がった昨年から、矢野さんの飲食店をはじめチームに名を連ねる各社とも仕事が減ったり、休業を余儀なくされたりした。一方、グランピングなどの屋外レジャーは、密集を避けながら楽しめるとあって注目が集まった。自然の郷の入場者数は開園当初から減少傾向が続いていたが、昨秋は気候がよかったことも手伝って例年を上回ったという。ハートランド平尾台の広報担当は「(グランピングは)今のタイミングにマッチする」と話す。

 チームFCKでは、洞窟探検や登山といった平尾台の魅力を満喫できるプランや、屋外ウェディングも検討中という。夏にはレストランもリニューアルオープンする予定だ。チームの副代表、内藤翔太さんは「宿泊施設をつくることで、これまで平尾台を訪れたことがない人にも気軽に来てほしい」と話している。

 施設は4月16日からプレオープンし、5月1日に正式オープンする予定で、現在予約を受け付けている。自然の郷は入園無料だが、施設の利用料金は1泊1人2万円~(4月16~30日はモニター価格1万2千円~)。問い合わせはFCKのホームページ(https://www.forestcamp-kokura.jp/)別ウインドウで開きますへ。(城真弓)