中国台頭、広がる日欧連携 インド太平洋へ、高まる関心

有料会員記事

佐藤達弥
[PR]

 台頭する中国をにらみ、日本が欧州との連携に力を入れている。欧州諸国が新型コロナ対応や人権問題などで厳しい対中姿勢をとり始めたのを契機に、「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)への協力を広げたい考えだ。米バイデン政権が欧州との関係を修復するなか、対中で日米欧の足並みをそろえる狙いもある。

 茂木敏充外相は2日の記者会見で「フランスが現在、我が国周辺海域で警戒監視活動を行っていることを歓迎する」と述べた。

 フランスのフリゲート艦は先月から、北朝鮮が洋上で物資を積み替える「瀬取り」の監視をしている。国連安全保障理事会の制裁決議に基づく活動だが、義務ではない。ドイツも年内にインド太平洋地域にフリゲート艦を派遣し、瀬取りの監視にも携わる。日本政府関係者は「欧州のインド太平洋への関心の高まりを表す動きだ」と分析する。

 欧州では太平洋に領土を持つ…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら