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 米グーグルは3日、インターネット利用者が様々なウェブサイトを閲覧する際に、広告会社などによる追跡を可能にする新たな仕組みは作らないと表明した。ネット上のプライバシー保護の機運が世界的に高まるなかで、これに配慮する姿勢をさらに強める。個人の好みや属性などに合わせた「ターゲティング広告」の転機になる可能性もある。

 グーグルは昨年1月、サイト閲覧を広告会社などが追跡することを可能にしてきた「サードパーティー・クッキー」と呼ばれる仕組みを2年かけて段階的に廃止する方針を打ち出している。同社幹部は3日のブログで、サードパーティー・クッキーの廃止後、それに代わって閲覧追跡を可能にする仕組みを開発しないことを明言した。

 この方針を打ち出した背景には、ネット利用者の間でプライバシー侵害への懸念が強まっているという事情がある。グーグルの閲覧ソフト「クローム」は、世界で6割のシェアを持つといわれるだけに影響は大きい。

 グーグルは、広告会社などによる個々の利用者の閲覧追跡を通じた従来の広告手法に代わって、同じような好みの人たちを束ねる形で個人の匿名性をさらに確保したうえでターゲティング広告を出す新技術を開発中だという。

 サードパーティー・クッキーを…

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