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 ロシア・スケート連盟は3日、ドーピング違反で、フィギュアスケートの女子選手で昨年7月に引退を表明しているマリア・ソツコワ(20)を、2020年4月6日から10年間の資格停止処分にしたと発表した。

 ロイター通信によると、ソツコワは検査で禁止物質の陽性反応が出ていた問題で、違反を隠そうと偽造した文書を提出していたという。禁止物質などの詳細は明らかになっていない。

 ソツコワは強豪ロシアのトップ選手として活躍し、17年11月のフランス杯で2位。同12月に名古屋市で開催されたグランプリ(GP)シリーズ上位6人によるGPファイナルでも2位を獲得している。

 組織的なドーピング問題でロシア選手団の出場が禁じられ、厳しい検査などを通った選手のみ個人資格で出場が許された18年韓国・平昌オリンピック(五輪)では、「ロシアからの五輪選手(OAR)」の一員として、198・10点で8位入賞していた。

 国際スケート連盟(ISU)や本人はこの件に関してコメントは出していない。(ロンドン=遠田寛生)