ユニクロ、9%値下げへ 消費税の総額表示にあわせ

佐藤亜季
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 衣料品の価格表示について、ユニクロとジーユーを展開するファーストリテイリングは4日、これまでの「本体価格+消費税」から「消費税込み」に12日から切り替えると発表した。その際に、おおよその税分にあたる約9%を値下げし、税込みの価格を、従来の本体価格まで引き下げる。

 税込みでの総額表示が義務づけられる4月1日に先立ち、3月12日から実施する。

 例えば、本体価格が1990円のパンツは、これまで「1990円+消費税」と表示してきた。税分を値引きして「1990円」で販売する。

 値下げの対象は、ユニクロは全ての商品、ジーユーはほとんどの商品となる。

 税別での表記は、見た目の割安感があったが、4月からは認められない。単純に総額表示に切り替えると割高感が出てしまうと判断し、値下げに踏み切る。

 「できるだけ多くの商品を求めやすい価格で販売しお客の生活に寄りそっていきたい。服の領域で社会を支えるインフラ企業になりたい」。ファストリ柳井正会長兼社長は、そんなコメントを出した。(佐藤亜季)