「静かな楽器」、巣ごもり需要で大人気 新商品は即完売

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進藤健一
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 新型コロナウイルスの感染拡大による「巣ごもり生活」の影響で、近隣への音漏れを抑えられるサイレント楽器の売り上げが伸びている。その一つがヘッドホンをつないで演奏が楽しめるウインドシンセサイザーだ。

 2月中旬、東京都内の住宅街にあるサックス奏者の荒川マナさんの自宅スタジオ。パソコン画面に映った川崎市の会社員、伊藤巧さん(38)は「(コロナ下で)スタジオにはなかなか行けなくて……」と残念そう。荒川さんは「今はできることに取り組んでいきましょう」と応じ、オンラインレッスンが始まった。

 伊藤さんが手にするのは、国内大手のヤマハ(浜松市)が昨年11月に新発売したデジタルサックス「YDS―150」(市場価格10万円前後)。サックスと同じ指使いで操作できるのが人気で、初回に出荷した数千本は即完売し、たちまち在庫切れに。予約受け付け中だが、次回入荷は夏ごろという。「ヘッドホンを使えば隣家に気兼ねなく吹けるので重宝しています」と伊藤さん。

 こうしたウインドシンセサイザーには様々なタイプがある。「inMusic Japan」(東京都港区)が販売する、木管楽器のような外観の電子管楽器EWI(イーウィ)シリーズ。昨春の緊急事態宣言後から品薄状態で、昨年の全体の売上額は2桁成長という。

 昨年8月に発売した初心者向け「AKAI EWI Solo」(市場価格6万円前後)は、200種類もの音色が楽しめ、初出荷した数百台が即完売。予約は出荷数の2・5倍に上り、新たに注文しても手にできるのは6月以降になるという。

 リコーダー感覚の使いやすさ…

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