【動画】薬を自宅に運ぶ実験に使われるパナソニックのロボット=同社提供
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 パナソニックは4日、小型の自走ロボットが薬局から患者の自宅まで処方箋(せん)薬を運ぶ実験を神奈川県藤沢市で始めると発表した。医師の診察から非対面で済ませることで、新型コロナウイルスの感染リスクの抑制にもつなげる。こうした取り組みは全国初という。

 ロボットは幅65センチ、高さと奥行きが1・15メートル。時速4キロで公道を走る。医師の診察や薬局の服薬指導を電話やオンラインで済ませた後、協力するアイン薬局からロボットが出発。家の前に着くと、患者に携帯電話にメッセージが届く。

 対象はパナソニックが運営する同市内のスマートタウンにある約150世帯で、ロボットは遠隔で操作・監視するという。同社の担当者は「長距離を運ぶ宅配便はすでに発達しているが、近距離を即日で運ぶ新たなインフラとして育てたい」と話す。(西尾邦明)