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 島根県吉賀町が、ふるさと納税の返礼品として寄付者の氏名やメッセージを刻んだマンホールのふたを制作・設置する取り組みを始めた。国土交通省の水質調査(2019年)で日本一に輝いた清流・高津川の源流である町の魅力を全国に発信することが狙いだ。

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 40万円以上の寄付が対象で、昨年12月18日に受け付けを開始した。町によるとマンホールふたは直径約60センチ、重さ約40キロ。中央に高津川に生息する町の天然記念物「オヤニラミ」、周囲に5匹のホタルがデザインされている。オヤニラミの下に寄付者の氏名と10字程度の自由なメッセージを刻める。申し込みから約3カ月で完成し、町内の県道や歩道に設置する。耐用年数は15年程度だという。

 寄付は、町内の下水道の整備や維持のための財源として活用される。

 町は250万円以上の寄付者への返礼品として、寄付者がデザインしたオリジナルマンホールふた2枚を制作し、1枚を町内に設置、1枚を寄付者に贈る取り組みも昨年11月に開始した。町建設水道課の早川貢一課長は「下水道事業は美しい水源を守ることにつながる。全国的にもめずらしいふるさと納税の取り組みで、高津川や吉賀町に関心を持つ人が増えれば」と期待する。(浪間新太)

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