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 宮城県警は4日、東松島市野蒜(のびる)の会社敷地内で2月に白骨化した遺体が見つかり、身元を調べたところ、東日本大震災で行方不明になった奥山夏子さん(当時61)=同市=と確認されたと発表した。遺族に引き渡す予定だ。

 石巻署によると、同市野蒜の海岸付近にある会社従業員が2月17日、敷地内で白骨化した頭部を発見。全身が地中に埋まり、かっぽう着などを着たままだったという。歯の治療痕やDNA型の鑑定から、行方不明届が出ていた奥山さんと特定した。奥山さんは自宅から避難する途中に津波にのまれた可能性があるという。県によると、1月31日時点で震災による県内の行方不明者は1217人。(大宮慎次朗)